2025 年 42 巻 2 号 p. 185-190
従来、人工呼吸においてカテーテルマウント内に結露が認められる場合、吸気ガスの相対湿度は100%に達しているとされている。我々は、カテーテルマウント内の結露は必ずしも相対湿度100%を示すものではないという仮説を立て検証した。方法として、Yピース出口とカテーテルマウント出口において吸気ガスの相対湿度を測定するとともに、カテーテルマウント内に蓄積した結露量を測定するベンチテストを実施した。さまざまな条件下で15回の測定を行った結果、すべてのケースで結露の存在が認められたが、相対湿度は大部分のテストで100%に達しなかった。このことから、カテーテルマウント内の結露の存在は、相対湿度100%を明確に示すものではないことが示唆された。