理学療法学
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心因性運動障害患者への理学療法の経験
―歩行障害の一症例を通して―
若有 治美才藤 栄一保坂 隆神内 拡行田中 博寺川 ゆかり
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1989 年 16 巻 2 号 p. 91-94

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抄録

心因性歩行障害の一症例を通して,心因性運動障害に対するリハビリテーションアプローチと理学療法士の役割,その訓練法について検討した。
心因性運動障害の患者は,種々の心理的問題を有す為,治療場面において問題患者として位置付けられることが多い。そこで我々は,精神科医のコンサルテーションに基づいた,リハビリチーム全体の治療方針の統一により,問題の理解を試みた。
症例の示す様々な「背理現象」に対しては,バイオフィードバック療法・行動療法的アプローチ等を用いた。又,家庭復帰に際しては二次的疾病利得を考慮し,現実検討を進め,患者は生活の自立に至った。

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© 1989 公益社団法人 日本理学療法士協会
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