理学療法学
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報告
腹筋・背筋筋力(第二報)
―腰痛患者について―
青木 一治平野 孝行寺西 智子
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1990 年 17 巻 2 号 p. 107-111

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抄録

神経根症状のない腰痛患者132名(男子89名,女子43名)につき,等速性筋力計(Cybex II)を用いて,腹筋および背筋筋力を測定した。各年代は男女とも20代,30代,40代に分け,第1報で報告した正常値と比較した。その結果,腹筋筋力は各年代の男女において有意な低下は認められなかった。背筋筋力は,男子では20代,30代,40代ともに有意に低下していた。女子では30代,40代では有意な低下がみられたが,20代は差はみられなかった。背筋筋力に対する腹筋筋力の割合は,腰痛患者のほうが全ての年代の男女で,若干高い値を示したが,有意な差ではなかった。

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© 1990 公益社団法人 日本理学療法士協会
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