理学療法学
Online ISSN : 2189-602X
Print ISSN : 0289-3770
平成18・19年度助成研究報告書
生活習慣病をふまえた運動指導方法の検証
―無作為化比較研究―
浅田 史成野村 卓生伊藤 健一久保田 昌詞大橋 誠
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2009 年 36 巻 2 号 p. 90-91

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抄録

生活習慣病予防のための運動指導方法を検証するために,身体活動量増加を指標とした運動指導と治療としての運動指導の2つの異なる指導方法が運動自己効力感(Exercise Self-efficacy:ESE)に与える影響を調査した。研究デザインは無作為化比較研究を用いた。対象は某製造業の従業員36名とした。介入方法は身体活動量を指標とするEX群,治療としての運動療法を指導したN群,コントロール群の3群に割付をし,3回の運動指導を実施した。測定項目は介入前後のESE,体組成,生化学検査とした。結果はベースラインに有意差はなく,EX群のみ1回目と3回目の指導前後のESEが有意に向上した。生活習慣病予防の運動指導としては,身体活動量を指標にした運動指導のほうが「運動ができる」という自信に繋がるといえる。

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© 2009 公益社団法人 日本理学療法士協会
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