理学療法科学
Print ISSN : 1341-1667
研究論文
体幹回旋運動のマシーントレーニングが車椅子駆動能力に及ぼす影響
─片手片足駆動者と両手駆動者との比較─
木村 美穂浅井 結渡辺 和恵金澤 悠三浦 尚子佐藤 法明佐々木 誠
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22 巻 (2007) 2 号 p. 239-243

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抄録

介護老人保健施設に入所中の車椅子自走者13名を対象に,マシーンを使用した体幹回旋運動のトレーニングを週5回,3週間実施した。片手片足駆動者8名と両手駆動者5名とで,トレーニング前後で体幹回旋力と車椅子駆動能力を測定し,車椅子駆動方法による効果の差異を比較検討した。体幹回旋力は両群ともに有意に増強した。車椅子駆動能力は,2.5 m往復路駆動時間と6分間駆動距離は,いずれの群も変化を認めなかった。5 m駆動時間は,トレーニング前で片手片足駆動群よりも両手駆動群が有意に時間を要したのに対して,トレーニング後は両群間の差異を認めなかった。以上より,体幹回旋運動の3週間のマシーントレーニングは,両群ともに体幹回旋力を増強させ,両手駆動者において車椅子駆動の速度を片手片足駆動者と同等にまで速めることが示唆された。

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© 2007 by the Society of Physical Therapy Science
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