理学療法科学
Online ISSN : 2434-2807
Print ISSN : 1341-1667
原  著
血中クエン酸濃度と歩数および生活習慣病関連指標との関係
梅井 凡子堂本 時夫平光 正典片桐 孝夫佐藤 公子三宅 由希子加藤 洋司青井 聡美石原 克英池田 ひろみ瀧川 厚原田 俊英
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2014 年 29 巻 1 号 p. 97-100

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抄録

〔目的〕血中クエン酸濃度に着目し,その生活習慣病予防に対する効果について検討をすること.〔対象〕広島県東部の島嶼部に在住する中高年女性99名とした.〔方法〕観察期間中の血中クエン酸濃度変化量により分けられた2群間で,生活習慣病関連因子を比較した.〔結果〕体重,BMI,肥満度,最高血圧,脈圧,RBC,Hb,Ht%,LDLコレステロールの8項目で群間での有意差が認められた.〔結語〕血中クエン酸濃度により少ない運動量であっても効果的に脂肪が燃焼される可能性がある.

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© 2014 by the Society of Physical Therapy Science
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