理学療法科学
Online ISSN : 2434-2807
Print ISSN : 1341-1667
原 著
回復期リハビリテーション病棟に入院した脳卒中重度片麻痺患者の年齢が臨床経過に及ぼす影響
平野 恵健林 健新田 收西尾 大祐皆川 智也高橋 秀寿木川 浩志
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2015 年 30 巻 6 号 p. 987-991

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抄録

〔目的〕回復期リハビリテーション(リハ)病棟入院時の年齢が臨床経過に及ぼす影響について検討した.対象は,初回発症の脳卒中重度片麻痺患者46名とした.〔対象と方法〕対象者を入院時の年齢で非高齢者群(28名)と高齢者群(18名)の2群に分類し,患者背景,入・退院時の認知機能,神経症候,運動機能(非麻痺側下肢筋力・体幹機能),歩行能力,日常生活活動(ADL),転帰先を比較検討した.〔結果〕患者背景,入院時の認知機能,神経症候,運動機能,歩行能力,ADLは2群間で差がなかった.その一方,退院時の体幹機能,歩行能力,ADL能力は非高齢者群が高齢者群に比べて高かった.〔結語〕回復期リハ病棟入院時に神経症候,運動機能が同様でも,年齢によって体幹機能,歩行能力,ADL能力の改善度が異なることが示唆された.

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© 2015 by the Society of Physical Therapy Science
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