理学療法科学
Online ISSN : 2434-2807
Print ISSN : 1341-1667
原著
理学療法士養成教育機関における感染制御教育の実態
─大学と専門学校の比較検討─
辻 いづみ飛田 伊都子鈴木 操赤松 滋子
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2019 年 34 巻 4 号 p. 423-429

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抄録

〔目的〕理学療法士養成教育機関での感染制御教育の実態を調査し,大学と専門学校の教育内容を比較検討した.〔対象と方法〕全国の理学療法士養成教育機関263校を対象に,無記名自記式質問紙調査(郵送法)を行った.感染制御教育に関する45項目について,教育実施の有無およびその教育方法等について調査した.〔結果〕回収率は30.8%,対象施設における教育実施率が最も高い項目が標準予防策75.8%であった.大学が専門学校より有意に教育を実施していたのは擦式手指消毒剤での手洗い方法等9項目であったが,そのいずれも教育実施率が40%以下と低率の項目であった.〔結語〕感染制御の事象についての総論的内容は教育実施率が高いが,理学療法士が関与しにくい各論的内容については教育実施率が低い教育機関が多い.

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© 2019 by the Society of Physical Therapy Science

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