8 巻 (1993) 4 号 p. 217-222
この研究の目的は下肢Brunnstrom Stage (下肢BS)と立ち上がり時間が歩行速度に及ぼす影響について明らかにするものである。方法は下肢機能としてBS、=幹機能として、視覚性立ち直り反応、〓幹・下肢機能として立ち上がり時間をそれぞれ測定した。その結果、下肢BSが高いほど歩行速度が速く、歩行率、歩幅のいずれかが大きくなり、同一下肢BSでは立ち上がり、視覚性立ち直り反応が良好なほど高くなると言えた。実用歩行の条件として、下肢BSはV以上、視覚性立ち直り反応は患側3点、立ち上がり時間は1秒程度であった。