理学療法科学
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Closed Kinetic Chainにおける筋力増強訓練時の股関節周囲筋の筋活動量
市橋 則明上原 結花山本 宏茂伊藤 浩充吉田 正樹
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1995 年 10 巻 4 号 p. 203-206

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抄録

本研究の目的は,Closed Kinetic Chain(CKC)での股関節外転筋の筋力増強訓練における股関節周囲筋の筋活動を測定し,筋電図学的にこれらの訓練方法の有効性を検討することである。対象は,健:常人10名(男性6名,女性4名)とし,片脚立位時に反対側の上肢外転,下肢外転,骨盤挙上を行ったときの中殿筋,大腿筋膜張筋,大殿筋,内転筋の整流平滑筋電図を求めた。その結果,下肢外転,骨盤挙上動作において片脚立位に比べ,股関節外転筋に高い筋活動がみられた。また,上肢外転においては,無負荷では片脚立位と差がなかったが,負荷をかけることにより筋活動は増加した。今回行ったCKCでの訓練は,臨床的に効果が期待できる訓練である。

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