理学療法科学
Print ISSN : 1341-1667
バイオメカからみた計る
山本 澄子
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11 巻 (1996) 3 号 p. 153-160

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抄録

身体運動中に筋が発生する筋力を知ることは,エネルギ消費量や関節に加わる力など運動が身体に及ぼす負担を推定するための第一歩である。そのためには身体運動を力学的に知る必要があり,「関節モーメント」計算は有力な手法である。「関節モーメント」は各関節まわりで筋力が下肢を回転させようとする作用の大きさで,これによって筋力をある程度定量的に推定することができる。歩行中の関節モーメントを知るためには,立脚期においては「床反力」,遊脚期においては「慣性力」を理解する必要がある。本稿では「関節モーメント」「床反力」「慣性力」の概念をわかりやすく説明し,運動計測から何がわかるのかについて解説する。

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