日本臨床外科医学会雑誌
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胸腔鏡下手術にて摘出した胸腔内異物の1例
松井 隆則内田 安司杉山 敬市原 透井上 昭一
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1996 年 57 巻 10 号 p. 2442-2444

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抄録
症例は17歳,男性.ガラスのドアに衝突し,右側胸部を強打した.胸部単純レントゲン写真にて気胸と胸腔内異物を指摘され,受傷後3日目に手術目的で本院へ紹介された.全身状態は良好であったため,胸腔鏡下手術が可能と判断し,同日,胸腔鏡下異物除去術を施行した.術後経過は良好で,疼痛も軽度であった.
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© 日本臨床外科学会
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