63 巻 (2002) 7 号 p. 1612-1615
進行再発乳癌20例に対しpaclitaxel 50~80mg/m2,週1回1時間投与を行った. (50mg/m2が6例, 80mg/m2が14例)6投2休を1サイクルとして3サイクルを上限として投与した.投与回数の中央値は10回,奏効率50%, time to progressionの中央値は14.5週で,薬物有害反応としては重篤な急性過敏症は認めず,白血球減少,知覚障害は軽度で,軽度の倦怠感が認められたが外来での投与が十分可能であった. Anthracycline,またはdocetaxel投与歴のある進行再発乳癌に対しても有効率は変わらず,本来QOLを重視する必要がある進行再発乳癌に対して有用であると考えられた.