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日本臨床外科学会雑誌
Vol. 64 (2003) No. 7 P 1571-1574

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http://doi.org/10.3919/jjsa.64.1571


近年,小児の特発性腸重積症例の減少が多くの施設で報告されている.しかし地域での発症数は地形,交通状況,病院の規模・数・配置により患者が地域を越えて移動する場合があるためその検討は容易ではない.今回われわれは他の地域から比較的隔離され患者の移動が少ない長崎市とその近郊の小児をコホートとして,小児特発性腸重積症の発生推移について検討した. 1980年から1999年までの20年間に経験した小児特発性腸重積症521例と長崎市近郊の出生数を比較検討したところ,症例数・出生数共に減少傾向を認めたものの,症例数を出生数で除した腸重積症発生率は明らかな増加,あるいは低下を認めなかった.

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