日本臨床外科学会雑誌
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Continuous ambulatory peritoneal dialysis患者の鼠径ヘルニアに対してmesh plug法を用いて修復術を行った3例
末永 洋右冨岡 一幸横山 武史武谷 洋介小張 淑男
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キーワード: 鼠径ヘルニア
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2004 年 65 巻 9 号 p. 2491-2494

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抄録

Continuous ambulatory peritoneal dialysis (CAPD)患者には,鼠径ヘルニアの発生頻度が高くなることはよく知られている.今回われわれはCAPDの導入によって鼠径ヘルニアが出現した3例に対してmesh plug法による修復術を行ったので報告する.症例1: 84歳男性.慢性腎不全にて平成13年9月CAPDを導入.平成14年6月,両側鼠径ヘルニアが出現.同年9月18日,両側外鼠径ヘルニアに対してmesh plug法による修復術施行.症例2: 70歳男性.慢性腎不全にて平成14年1月CAPD導入.平成14年8月,右鼠径ヘルニアが出現.同年9月9日mesh plug法による修復術施行.症例3: 69歳男性.平成13年1月CAPD導入.平成14年8月右鼠径ヘルニアが出現し,その後両側鼠径ヘルニアとなった.平成15年1月20日mesh plug法による修復術施行.以上3例とも平成15年9月現在再発や合併症は見られていない.

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