日本臨床外科学会雑誌
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マムシ咬傷46例の検討
神田 和亮井上 啓爾北島 知夫小原 則博宮田 昭海
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66 巻 (2005) 7 号 p. 1555-1559

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抄録

平成10年から平成15年までにマムシ咬傷にて当院で入院治療した46例について,臨床的特徴,血清CPK値,血中尿中ミオグロビン値と重症度の関係,セファランチンや乱切など治療と重症度の関係について検討した.マムシ咬傷の男女比は27:19, 受傷部位は90%以上が手先や足先であった.年齢は50代から70代にピークが,受傷時期は7月から9月にピークがあった.死亡例はなく,合併症として肩関節拘縮1例,手指拘縮1例を認めた.血清CPK値,血中尿中ミオグロビン値と重症度分類の検討では,重症度があがるほど高値を示す傾向がみられた.血清CPK値,血中尿中ミオグロビン値は,病状の程度の推定に有用であった.乱切やセファランチンが病状の進行を阻止するデータは得られなかった.またマムシ抗毒素血清,セファランチン,乱切など治療について文献的考察を加えた.

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