市立伊勢総合病院外科
2006 年 67 巻 2 号 p. 396-401
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症例: 63歳,女性.既往歴: 44歳時,直腸癌にて腹会陰式直腸切断術施行.腹部USにて肝の多発結節性病変を指摘され,精査加療目的に当科入院となった.腹部CTでは,肝両葉に低吸収を示す多数の結節を認め,転移性肝癌あるいは肝細胞癌を疑い,開腹生検を施行した.病理組織学的には,大きな好酸性の細胞質と異型性に富む核を有する上皮性細胞からなり,免疫組織学検査では第VIII因子関連抗原とCD34が陽性で,類上皮性血管内皮腫と診断した.
日本臨床外科学会雑誌
日本臨床外科医会雑誌
日本臨床外科医学会雑誌
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