日本臨床外科学会雑誌
Online ISSN : 1882-5133
Print ISSN : 1345-2843
ISSN-L : 1345-2843
肝原発類上皮血管内皮腫の1例
湯浅 浩行山碕 芳生伊藤 史人井戸 政佳三枝 庄太郎大倉 康生
著者情報
ジャーナル フリー

2006 年 67 巻 2 号 p. 396-401

詳細
抄録

症例: 63歳,女性.既往歴: 44歳時,直腸癌にて腹会陰式直腸切断術施行.腹部USにて肝の多発結節性病変を指摘され,精査加療目的に当科入院となった.腹部CTでは,肝両葉に低吸収を示す多数の結節を認め,転移性肝癌あるいは肝細胞癌を疑い,開腹生検を施行した.病理組織学的には,大きな好酸性の細胞質と異型性に富む核を有する上皮性細胞からなり,免疫組織学検査では第VIII因子関連抗原とCD34が陽性で,類上皮性血管内皮腫と診断した.

著者関連情報
© 日本臨床外科学会
前の記事 次の記事
feedback
Top