臨床血液
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5 (EL-46)
溶血性貧血の診断と治療
亀崎 豊実
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2015 年 56 巻 10 号 p. 1894-1902

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抄録

溶血性貧血とは,赤血球がなんらかの原因で約120日の寿命に達する前に壊れること(溶血)により貧血を来した状態である。貧血と黄疸を認め,溶血を疑った担当医の次の一手は何か? 溶血性貧血の病態に基づいた診断アルゴリズムによるスムーズな鑑別診断と必要に応じて専門家へのコンサルトが期待される。溶血性貧血の治療としては,輸血以外には病態や基礎疾患によりさまざまであり,包括的な治療法は存在しないことから,診断の確定が治療法選択や予後の推定に重要となる。溶血をきたす各病態・疾患について,その診断法と治療法を概説した。

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© 2015 一般社団法人 日本血液学会
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