スポーツパフォーマンス研究
Online ISSN : 2187-1787
新体操団体競技の世界トップチームHoop5 の連係に関する考察
髙橋 弥生 前田 明
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2025 年 17 巻 p. 466-477

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抄録
本研究は,世界のトップチームの連係の演技構成を明らかにすることを目的に行った.対象は,2022 年に行われた第39 回世界新体操選手権大会の団体種目別決勝Hoop5 の難度の得点が1 位から3 位の合計3 演技とした.演技構成の可視化は,筆者を含む日本国籍の国際審判員3 名で行った.世界のトップチームの連係は合計約11.0 点で構成され,単独のCR が一番多く,特にイスラエルは投げられた手具の中を通過する方法を多く用いることで単独のCR の構成点を高めており,イタリアはメインアクションの人数を増やすことで単独のCR の構成点を高めていることが明らかとなった.また,各種連係の最高構成点は,CC が0.5 点,単独のCR が0.72 点,単独の複数投げが0.48 点,単独の複数受けが0.5 点,複数投げと組合されたCR が0.97 点,複数受けと組み合わされたCR が0.9 点であった.各種連係の最短所要時間は,CC は1 秒,単独のCR は3 秒,単独の複数投げは3 秒,単独の複数受けは5 秒,複数投げと組み合わされたCR は3 秒,複数受けと組み合わされたCR は5 秒であった.
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© 2025 日本スポーツパフォーマンス学会
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