スポーツパフォーマンス研究
Online ISSN : 2187-1787
ボールパーソン不在かつセルフジャッジ方式の地域大学生テニス大会におけるポイント間,エンド交代,セット間の時間超過の実態と試合時間延長への影響
松岡 大介 松本 孝朗
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2026 年 18 巻 p. 1-9

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抄録
ボールパーソン不在かつセルフジャッジ方式のテニスの試合を対象に,地域大学生大会におけるポイント間の時間,エンド交代の時間,セット間の時間を計測し,時間のルールの順守状況を明らかにすることを本研究の目的とした.対象は2023 年度東海学生テニス選手権大会における男女の単複各5 試合,計20 試合であった.試合を録画し,それぞれの時間をストップウォッチを用いて手動で計測した.ポイント間の時間(規定25 秒以内)は平均29.77 ± 8.18 秒で,約70%が時間のルール超過であった.男子は女子より約2 秒,ダブルスはシングルスより約3 秒有意に長かった.エンド交代の時間(規定90 秒以内)は平均144.07 ± 30.32 秒で97%が超過,セット間の時間(規定120 秒以内)は平均183.77± 66.43 秒で90%が超過していた.その超過の程度は,1 試合でポイント間は約400 秒,エンド交代は約320 秒,セット間は約60 秒で,合計約780 秒にとどまった.1 試合の平均時間は102 分であり,3 種類の規定時間の超過は試合時間の約13%に過ぎなかった.
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© 2026 日本スポーツパフォーマンス学会
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