スポーツパフォーマンス研究
Online ISSN : 2187-1787
コンペア学習とブロック学習における認知過程の差異:
内省記述に基づくテキストマイニングによる分析
吉田 聡美 竹田 唯史山本 敬三永谷 稔渡部 峻蓑内 豊
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2026 年 18 巻 p. 183-196

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抄録
本研究は,コンペア学習(Comparative Practice:CP)とブロック学習(Blocked Practice:BP)における認知過程の違いを,内省記述のテキストマイニング分析とパフォーマンス指標の両面から検討することを目的とした.大学バレーボール選手22 名がショートサーブ課題に取り組み,CP 群(12 名)とBP 群(10名)に分けて実験を行った.混合要因分散分析の結果,学習方法と測定時点(事前・事後)の交互作用が認められ(p < .05),CP 群のみが有意な技能向上を示した(p < .001).さらに,内省記述を対象としたテキストマイニングおよびFisher の正確確率検定の結果,CP 群では「イメージ」「メタ認知的省察」「ボールを捉える位置」に関する記述がBP群よりも有意に多かった.以上より,CPは結果と実行パラメータを結び付けた省察・調整志向の認知過程を相対的に活性化し,技能習得を支える可能性が示唆された.
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© 2026 日本スポーツパフォーマンス学会
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