1973 年 12 巻 5 号 p. 323-329
システムの安全性を人間の過失をバックアップできる安全障壁の段数で評価する方法を提案する.過失は3種類,安全障壁(安全対策)は6種に分類できる.安全対策の各種別について過失をパックアップする効果が過失の種類に対して選択的である.人間と電気設備の間で発生する災害について具体的に分析して,これらの関係を明らかにした.理想的にいえばすべての種類の過失の組み合わせに対して2段階の安全対策が存在すれば,ほとんど災害を防止できるが,実現の方洗については困難がある.安全性を客観的に評価比較する方法として有効であろう.