1984 年 23 巻 6 号 p. 384-389
建設工事のなかでも労働災害の発生頻度が高くかつ重篤な災害となるケースの多い山岳トンネルの建設工事に対するセフティアセスメントの手法について,労働省が公表したrトンネル建設工事に係るセフティアセスメントに関する指針」を基に説明している.このセフティアセスメントは,トンネル工事が着工される前に作成される施工計画について,安全対策が十分配慮されているか否かを検討・評価を行なうものであり,災害防止上,必須の安全対策ともいうべぎ基本的事項と,各トンネルがもつ固有の条件により変動のある特有災害の種類とその危険の程度に応じた安全対策について,それぞれ検討することにしている.これにより,施工計画の段階において安全対策の不備・欠陥が是正され,安全施工の実行がより確実 となることが期待される.