安全工学
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リスク評価とリスク対策特集
鉄道交通のリスク管理の検討
福田 久治
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2002 年 41 巻 6 号 p. 400-405

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抄録

鉄道は過去の事故を教訓にあるいは技術革新により安全性を高め,今日,公共交通機関として大きな信頼を得ている.一方,各国輸送機関における国際化の進展,国土交通省設立,規制緩和の動きなど,わが国の鉄道を取巻く環境は大きく変わりつつある,このような状況に効果的・効率的に対応するためには,従来の事故再発防止的な考え方から一歩進めて,システムズアプローチによる合理的で体系的な安全管理手法が求められる。 そこでわれわれは鉄道における安全管理の高度化に資するため,規制緩和による自主保安の拡大や情報公開の推進を考慮しつつ,発生した個々の事故に対して原因分析・対策を行う事後対応型の安全管理から発生しうる種々の事故を想定し,事故原因の除去や被害の最小化を図るリスク管理のための手法確立を目指している.本稿では,鉄道のリスクの特徴,リスク管理の考え方,チェックリストおよび文書化方式による線区・駅のリスク管理などの試案について紹介する.

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© 2002 特定非営利活動法人 安全工学会
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