安全工学
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論文
レーザーによる遠隔ガス濃度測定方法に関する研究
田中 卓弥・松尾 大地・工藤 数明・中本 晶大井上 雅弘二宮 英樹
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2015 年 54 巻 6 号 p. 506-511

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抄録

物質にレーザー光を照射するとレーザー光から波長がシフトしたラマン散乱光が生じる.このラマン散乱光はレーザー光の波長に対してガス種ごとに異なる波長を示す.さらに,ラマン散乱光の信号強度とガス濃度は比例関係を示すことから,発生するラマン散乱光の波長をフィルターで識別し,信号強度を測定することでガスの種類と濃度が測定できる.本検知器は水素の検知を目標としているが,受光フィルターを変更することで様々なガスの測定を行うことができる.そのため,鉱山内で発生すると考えられるメタンやプラント設備施設で発生する各種ガスにも応用可能であり,水素発生設備だけでなく,多くの場所での利用が可能である.

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© 2015 特定非営利活動法人 安全工学会
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