産業衛生学雑誌
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大規模事業所のストレス対策(含最先端産業)(産業・経済変革期の職場のストレス対策の進め方各論4.事業所や職種に応じたストレス対策のポイント)
深澤 健二
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2002 年 44 巻 4 号 p. 125-130

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抄録

最近の産業構造の変化により大規模事業所の役割は変容しつつある.大量生産からより付加価値の高い商品であるソフトウェアの開発が中心となってきている.また企業間の開発競争も激化し,その結果,従業員や開発チーム,管理監督者にさまざまなストレスが生じるようになってきている.その対策は,法を遵守し,診療活動を実施するだけでは不十分である.産業保健スタッフは,疾病性・事例性の観点から活動を実施し,管理監督者や人事部門と連携し活動を推進する必要性がある.また,管理監督者や従業員の教育・研修制度,相談体制の確立を目指すには,人事部門,安全衛生部門との連携が不可欠であり,企業トップの認識の下で進めていく必要性がある.

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© 2002 公益社団法人 日本産業衛生学会
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