女子大生と化粧品というテーマで, その実態を調査してみた。女子大生は戦後のベビーブームと高度経済成長の中で急増し, 現在では女子大生亡国論まで唱えられるにいたった。将来, 彼女らは職業人として, また結婚して母となり, 一般消費者の中においてもオピニオンリーダーとして重要な役割を演ずるであろう. このような女子大生の学生生活の実態を知り, 化粧と化粧品をどのように考え, 認識しているかを知ることは私たちにとって興味あるものである。今回は標本数が少ないが, 意見のはっきりした大学生であり, さらに薬科大学生であるのでその傾向はつかめると思う。