日本化粧品技術者会誌
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脂肪酸アミドアミン塩のリンス剤としての応用
稲葉 協子藤沼 紀久子春沢 文則宮澤 清
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1997 年 31 巻 1 号 p. 75-78

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抄録

ステアリン酸ジエチルアミノエチルアミド (AEAS) のリンス効果を毛髪の動摩擦係数と羊毛布の表面電気抵抗の測定によって評価した。さらに, AEASとセチルアルコールと水からなるゲルの熱的性質をDSCの測定によって調べた。AEASとセチルアルコールと水からなる系は, ステアリルトリメチルアンモニウムクロリド (STAC)-セチルアルコール-水系で見られるゲルと類似のゲルを形成した。STAC系ゲルの融点はモル比 (セチルアルコール/STAC) の増加につれて上昇し, モル比3以上で一定となり, 71℃を示した。一方AEAS系ゲルは, モル比4-5以上で一定となり, 68℃を示した。また, AEASは動摩擦係数と表面電気抵抗の低下能においてSTACと同程度であることがわかった。

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