物理探査
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ケーススタディ
ベントナイトの比抵抗と物理的・化学的特性との関係
高倉 伸一南 大樹伊藤 雅和
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2011 年 64 巻 5 号 p. 359-366

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抄録
 ベントナイトは様々な分野の産業で利用されている粘土である。ベントナイトは高い導電性を示すスメクタイトを多量に含むことから,一般にその比抵抗は非常に低い。したがって,地下の比抵抗分布を求める電気・電磁探査はベントナイト探査に適していると考えられる。このことを確認するため,川崎鉱山および月布鉱山のベントナイトや周辺に分布する岩石を採取し,その比抵抗を他の物理的特性および化学的特性とともに計測した。比抵抗は含水率や膨潤度と高い相関を示した。また,沸石を含む岩石を除くと,比抵抗は陽イオン交換容量(CEC)とも相関を示した。特に比抵抗とメチレンブルー吸着量との間には高い相関が認められた。メチレンブルー吸着量はベントナイトの性状を評価する指標として使われていることから,電気・電磁探査法は地下にあるベントナイトの探査や評価に有効な手法であると考える。
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© 2011 社団法人 物理探査学会
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