生活衛生
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不定愁訴と食生活の関連性
鈴木 雅子
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1979 年 23 巻 4 号 p. 127-131

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抄録

福山市において職業を持つ女性, 主婦1,563名について, 不定愁訴と食生活, 職業の有無, 既婚, 未婚の別との関連性について検討し, 次のような結果を得た。
1) 不定愁訴と野菜, 蛋白質, 海そう類の摂取の多少には関連性がみられた。すなわちこれらの摂取が多ければ, 訴えが少なかった。
2) 不定愁訴とインスタント食品, コーヒー, 紅茶摂取の多少には関連性がみられた。これらの摂取が少なければ, 訴も少なかった。
3) 食事が規則的であれば, 不定愁訴の訴も少なかった。
4) 職業を持つ者より, 持たない者の方が訴が少なかった。
5) 未婚者より既婚者の方が不定愁訴の訴えは少なかった。

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