生活衛生
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パンティーストッキング着用の実態とその問題について (I)
女子短大生における調査結果より
高井 明徳
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1991 年 35 巻 4 号 p. 176-182

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抄録

パンティストッキング (PS) の外出時における着用度は非常に高く, 夏でさえ季節的な点から言えばかなり高い着用率であり, ズボン類をはく場合でも比較的高かった。しかし, 在宅時におけるPSの着用率は低く, 帰宅後PSを脱ぐ人も多数認められた。PS着用の理由から, PSが外出時の衣服の一部として欠くことが出来ないものという状況が定着していることは明らかであった。しかし, PS着用における問題は多く, 特に夏の場合はがまんしてまで着用している状況があり, 健康的な衣生活という点からは大きな問題である。在宅時における着用率の低さ, 帰宅後のPSを脱ぐ頻度の高さは, PS着用による不快感や不都合の発生を物語るもので, リラックスした気分になれないと言うことを示している。PSに関しての問題点はほとんどの人が意識し経験もしているようであるが, 実際の衣生活においてはそれほど注意が払われていないようである。PSに対する要望としては丈夫で履き心地の良いものが安価で購入できたらという願いが高かった。

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