兵庫教育大学(大学院) 学校教育研究科
2017 年 45 巻 p. 15-24
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先進国では現在急速な人口高齢化が進行していることに対応して政府が高齢者の就労を推進する傾向がある。本稿は、高齢者の労働意欲およびそれに比例した労働時間と総生産水準の関係を検討する。検討の結果、次の二つの結論が得られた。 (ⅰ) 高齢者の最適労働時間の増加は資本水準を減少させる。 (ⅱ) 高齢者の最適労働時間の増加は総生産水準を増加させる。
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