2020 年 27 巻 1 号 p. 19-27
顧客の多様化する嗜好に伴い,マス・カスタマイゼーションへの取り組みが話題になっている.しかしながら,顧客の要望を取り入れていくと,製品の仕様が多岐に渡り,企画,設計,生産,保守などあらゆる業務処理が複雑になる懸念がある.これらの諸問題の解決を支援するために,本研究では,AI(Artificial Intelligence)とBRMS (Business Rule Management System)の効果的な利用方法について提案し,幾つかの適用事例を通じて,両者の役割と提案する方法の有効性について議論する.幾つかの事例への試行の結果,複雑な業務の簡素化を実現できる業務システムを構築することができ,提案する方法の効果が認められた.