抄録
ドライゲルコンバージョン法の1種である水蒸気処理法を用い,メソ多孔体SBA-15からのゼオライト-メソ多孔体コンポジット合成を行った.ゼオライトの長周期構造が生成する前に結晶化を止めることで,ゼオライトのビルディングユニットを細孔壁に形成させたコンポジットが得られた.構造規定剤(SDA)の疎水性,Al源の種類,Si/Al比を変えることで,SDAと細孔壁との相互作用や結晶化速度が変化することがわかった.また,細孔内への炭素充填により結晶化中におけるメソ構造の崩壊を抑制できることが確認された.