生産研究
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研究解説
乱流境界層内のキャビティから発生する音の直接数値計算
横山 博史加藤 千幸
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62 巻 (2010) 1 号 p. 15-22

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抄録

 乱流境界層内のキャビティにおけるピーク音を伴った流体共鳴振動を対象として, 三次元圧縮性Navier-Stokes方程式を支配方程式とした流れと音の直接数値計算をおこなった.主流マッハ数は0.15および0.3とした.計算の結果, 大規模渦構造の形成機構や音波の発生機構は本質的には共鳴を伴わない流体力学的振動と同様であることがわかった.しかし, 音響共鳴により, 発生音は増大し音波によるせん断層の加振(Acoustic feedback)も強化されることで, 流体力学的振動が発生しない低い主流Mach数(本研究では0.15)でも発振することがわかった.

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© 2010 東京大学生産技術研究所
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