東京大学生産技術研究所 人間・社会系部門
2016 年 68 巻 6 号 p. 421-426
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天井等の非構造材の落下被害について,著者らは1995 年の兵庫県南部地震の頃からその危険性を指摘し続けているが,最大震度7 を連続して記録した平成28 年熊本地震でも,不特定多数の人々が集まる大規模施設において多くの被害が発生した.本報では,音響性能を確保する上で重たい天井を設けざるを得ない公共ホールや大人数を収容でき避難所としての大きな役割を担う公共大型屋内運動施設からそれぞれ1 施設を取り上げ,その調査結果を報告する.
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