生産研究
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研究速報
MID工法によるEHDポンプの製造
田原 広規新野 俊樹
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2017 年 69 巻 6 号 p. 405-408

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抄録

射出成形品の表面に金属薄膜を形成し,電気的機能と機械的機能を有したデバイスをMID(Molded Interconnect Device)と呼ぶ.筆者らはMID をセンサやアクチュエータなどのメカトロデバイスに応用することを目指しており,EHD(Electro hydro Dynamics)ポンプの機能を有するMID の開発の研究をしている.電場を印加すると流動する機能性流体があり,EHD ポンプはその流体を応用したものである.EHD ポンプは機械的な駆動部を必要とせず,小型ポンプとして活用できる.本報ではMID 工法を用いて流路内壁に2 重螺旋状の電極対を形成したEHD ポンプを製造し,印加電圧1.4kV において平均流量6.5cm3/min で流動することを確認した.

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© 2017 東京大学生産技術研究所
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