東京大学生産技術研究所 革新的シミュレーション研究センター
2018 年 70 巻 1 号 p. 37-41
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これまでのほとんどのLES 壁面モデルでは,瞬時場が何らかの統計平均則に従うという仮定を課しているが,我々は予備的検討により,簡易形状周りの流れ場においても必ずしもその仮定が成り立つわけではないという結果を得ている.そこで我々は,乱流渦構造に対する非定常なフィードバック力に着目した,統計平均則を使用しないLES 壁面モデルを開発することとした.本研究では,第一報として,格子解像度が乱流渦構造の挙動や運動量輸送過程に与える影響について報告する.
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