東京大学生産技術研究所 機械・生体系部門
2022 年 74 巻 1 号 p. 29-33
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壁面吹出し・吸込みを用いたチャネル乱流の最適制御において,摩擦抵抗低減効果に対するレイノルズ数の影響を調査した.制御効果はレイノルズ数とともに低下した一方,壁面近傍の乱流構造を抑制する機構はレイノルズ数によらないことが示唆された.壁近傍のみあるいは遠方のみを対象とした最適制御ならびに大スケール構造を人工的に除去した流れ場に対する最適制御を行い,壁遠方や大スケール構造を対象とした制御戦略は有効でない可能性が示された.
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