日本生態学会誌
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「博物館の生態学」が目指すもの : 特集「博物館の生態学」を振り返って(<特集2>博物館の生態学-市民と生態学者をいかにつなげるか-)
畑田 彩三橋 弘宗
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2005 年 55 巻 3 号 p. 490-493

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抄録

日本生態学会における自然環境に関する普及教育活動は、他の学会に比べると組織化されている訳でもなく、分野としての位置付けも十分なされていない。今回の特集では、まず社会教育機関としての博物館活動を紹介するとともに、課題を列挙した。主な課題は二つである。1)生態学を一般市民に普及する方法は未だ発展途上であり、今後、生態学者と連携することでより効果的な方法論を生み出せる可能性が多分にあること。2)博物館における普及活動や研究活動には明確な評価基準や評価軸がなく、今後の課題であること。最後に「博物館の生態学」が何を目指すのかについて、筆者の見解を述べた。

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© 2005 一般社団法人 日本生態学会
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