石油学会 年会・秋季大会講演要旨集
第47回石油・石油化学討論会(鳥取)
セッションID: 2A18
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[水素製造]
水性ガスシフト反応用Cu-ZnO-Al2O3触媒におけるCuの酸化挙動
*泉野 巧堀江 泰弘桶本 篤史谷屋 啓太市橋 祐一西山 覚
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抄録
Cu-ZnO-Al2O3 (CZA) 触媒を用いた低温域での水性ガスシフト反応の反応機構の1つとして、酸化-還元機構が提唱されている。当研究室では、ナフサの改質生成ガスのようなH2を多量に含む還元雰囲気ではCu0からCu+への酸化が律速段階であると報告してきた。このためCu0の酸化されやすさが反応活性に影響を与えると考えられる。本研究では、共沈法で調製したCZA触媒のCuの酸化挙動を昇温酸化測定 (TPO) により評価し、反応活性との関係について検討した。
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© 2017 公益社団法人石油学会
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