主催: 公益社団法人石油学会
会議名: 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集
開催地: 東京
開催日: 2018/05/22 - 2018/05/23
(国研)産業技術総合研究所
首都大学東京
神奈川大学
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従来の電子材料用途アリルエーテルの合成法では、塩化アリルを原料に用いるため、製品純度の低下、副生成物の処理、触媒コストが問題となる。我々は、アリルアルコールと1-オクタノールをTiO2+MoO3触媒存在下140 ℃で4時間反応させると、アリルオクチルエーテルが収率84%で得られることを発見し、塩素フリーな高選択的アリルエーテルの合成法を開発した。副生物は水のみで触媒は回収再使用できる。詳細な触媒解析と反応成績の考察から、反応機構の検討も行なった。
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