タンパク質汚れは微生物汚損や感染リスクを伴うため , 適切に評価できる方法が必要である . 本 研究では , 血液タンパク質汚れに焦点を当て , 漂白を含めた洗浄効果を検討した . 血液汚れは漂白 により外観色が薄くなるため , 表面反射率を用いた評価方法は適さず , タンパク質定量による評価 が適している . さらに , ヘモグロビンを用いた評価により , 酸素系漂白剤で処理した場合 , 汚れが 強固に付着し洗浄が困難であることが示された . また確率密度関数法による解析により , 過酸化水 素によるタンパク質の変性は濃度依存的かつ短時間で生じ , タンパク質汚れが未変性と変性したも のの混在状態として評価可能であることが示された .