繊維製品消費科学
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被服の曲面構成に関する基礎的研究
(第2報) ―布の曲面形成能と基本力学特性との関係―
綾田 雅子
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1988 年 29 巻 10 号 p. 444-450

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抄録
平面の布を球面にフィットさせて曲面形成するときの形成能は, 構築的なテーラードな衣服に要請される.本報では婦人ドレス, スーツに用いられる織布, 編布, 不織布などの構造の異なる布について, それらの曲面形成の特徴を明らかにし, 布の基本力学特性と関連づけた.
結果は次の通りである.
1) 布の曲面形成能は, 織布ではせん断特性が, 編布では伸張特性が最も密接に関わっていることが確かあられた.
2) 布の曲面形成能と基本力学特性との関係の分析結果から, 布のせん断, 引っ張り, 曲げ特性の (G+HG5) , (EMT/LT) , (B+HB) を用いて, 曲面形成能を予測する式を導いた.
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© 社団法人 日本繊維製品消費科学会
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