ラグジュアリーブランドの受容性を, 女子大学生を対象として主成分分析を用いて評価した.調査対象者は, 首都圏在住の422名である.質問内容は, ファッション行動, 購買行動, ラグジュアリーブランドの認識である.その結果, シンボルカルネス, セレブリティ, クオリティという3つの主成分が抽出された.この3つの主成分と購買, 情報行動の関係が明らかになった.すなわち, ラグジュアリーブランドに対する購買欲求が強い人は, ラグジュアリーブランドのシンポルカルネス, セレブリティを重んじていることが判明した.さらに, 流行に積極的な人ほど, シンボルカルネス, セレブリティ, クオリティを重んじていることが明らかになった.