繊維製品消費科学
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主成分分析による女子大学生のラグジュアリーブランド評価
熊谷 伸子
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2005 年 46 巻 11 号 p. 693-700

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抄録

ラグジュアリーブランドの受容性を, 女子大学生を対象として主成分分析を用いて評価した.調査対象者は, 首都圏在住の422名である.質問内容は, ファッション行動, 購買行動, ラグジュアリーブランドの認識である.その結果, シンボルカルネス, セレブリティ, クオリティという3つの主成分が抽出された.この3つの主成分と購買, 情報行動の関係が明らかになった.すなわち, ラグジュアリーブランドに対する購買欲求が強い人は, ラグジュアリーブランドのシンポルカルネス, セレブリティを重んじていることが判明した.さらに, 流行に積極的な人ほど, シンボルカルネス, セレブリティ, クオリティを重んじていることが明らかになった.

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© 社団法人 日本繊維製品消費科学会
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