繊維製品消費科学
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女性の服装は痴漢被害の原因になるか
―「痴漢神話」に関する被服社会心理学的研究―
曹 陽高木 修
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2005 年 46 巻 11 号 p. 743-747

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抄録

本研究では、服装と痴漢被害の関係についての「痴漢神話」が存在するのか、つまり、人は女性の服装が電車内での痴漢被害の原因になる可能性があると認知するのかを、探索的に検討することを目的とした。
15歳から37歳までの326名の高校生と大学生を対象に質問紙調査を実施し、主として、次の2点が明らかとなった。
1) 痴漢被害経験のない女性においては、ミニスカートを含めて女性の服装が、痴漢被害の原因にならないと認知していた。
2) 痴漢被害経験のない男性においては、ミニスカートを含めて女性の服装が、痴漢被害の原因になると認知していた。

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© 社団法人 日本繊維製品消費科学会
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