奈良女子大学大学院
奈良女子大学
2007 年 48 巻 1 号 p. 42-51
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本論では, 可展面理論を用いてペーパーモデルCADシステムを作成した.このシステムを用いると, 縫合後の立体形状を予測できる.縫合後の曲線である空間曲線と, 縫合前の曲線である平面曲線を決めると, 自己交差しない縫合後の曲面である縫合可能な領域が示される.縫合可能な領域が非常に狭い場合は, その布片は硬くて縫合することができない.このような情報は, 適切な衣服を作るのに役立つであろう.このシステムはブラジャーをデザインするのに応用可能である.
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