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環境科学会誌
Vol. 24 (2011) No. 4 p. 390-396

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http://doi.org/10.11353/sesj.24.390

シンポジウム論文

本研究は近年注目されているコンパクトシティ構想を取り上げ,同構想の環境への影響を定量的に評価した。環境指標として,自動車からの二酸化炭素排出量を用い,コンパクトシティの指標としては,その都市の人口密度を採用した。日本国内の全市区町村を対象に,1990年,1999年,2003年,2007年の4カ年における都市の人口密度と1人当たり二酸化炭素排出量との関係を分析したところ,全ての年において人口密度が高い都市ほどその都市の1人当たり二酸化炭素排出量が少ないことが示された。したがって,人々の居住地選択を政策によって誘導できるという立場に立てば、都市をコンパクト化することで,環境配慮型の都市を形成できる可能性が示された。

Copyright © 2011 社団法人 環境科学会

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