空気調和・衛生工学会 論文集
Online ISSN : 2424-0486
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給水タンク内の構造等に起因した残留塩素の消失に関する研究
岡田 誠之金子 岳夫
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2005 年 30 巻 98 号 p. 29-35

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抄録

受水槽・高置水槽において、水中から残留塩素濃度の減少が考えられる。残留塩素が減少する要素は、水槽へ流入する場合、直管や、ボールタップからの流入時、水面までの落下距離であり、水槽に滞留している場合、水温、水深、上部の蓋の有無であると考えられる。この内容について実験的に検討した。その結果、流入時の残留塩素の消失とその程度、水槽に滞留している残留塩素の消失とその程度を明らかにした。さらに水槽について発散の予測を行ことができた。

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© 2005 公益社団法人 空気調和・衛生工学会
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