空気調和・衛生工学会 論文集
Online ISSN : 2424-0486
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学術論文
最小差圧変流量制御による搬送効率向上に関する研究
佐藤 文秋竹迫 雅史北村 邦彦山下 博幸佐々木 邦治安田 健一野部 達夫
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2018 年 43 巻 259 号 p. 21-30

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抄録

水搬送における変流量制御に採用される差圧一定、末端差圧一定、推定末端差圧制御では流量は需要に併せ削減されるものの、差圧は多数の負荷の流量変動による抵抗変化を把握できないため一定、推定等の差圧とされ抵抗に併せ削減されていない。これに対し抵抗に応じ動的に最小差圧に制御すれば搬送動力が大きく削減されると考えられ、多数の負荷の流量変動に対し全制御弁を監視することで最小差圧とする変流量制御を実建物に設備し年間WTF125以上という高い搬送効率実績が多く報告されているが要因解析は十分されていない。この制御の効果について他の変流量制御と比較して流量の偏在に伴う影響を含めケーススタディにより効果の解析を行い実績報告の搬送効率を確認すると共に、余裕を効率向上に繋げ末端差圧一定制御の 50%以上動力削減する効果とポンプ下限回転数と制御の課題、温度差について検討し報告する。

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© 2018, The Society of Heating, Air-Conditioning and Sanitary Engineers of Japan
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